腕時計を選ぶ際、革ベルトが良いのか、メタルバンドが良いのかと悩まれる方は多いかと思います。
使い勝手的にも、ファッション的にも革ベルトかメタルバンドかは非常に変わってきます。
今回は、そんな腕時計を選ぶ際、革ベルトとメタルバンドどっちがいいのかという点を販売員の経験から紹介していきます。
元腕時計販売員である筆者が、以下のことから、メリットデメリット、それぞれのベルトに合っている方など紹介していくので、ぜひ参考にしてください。
- 腕時計を1,000本以上見てきた経験
- ネットの情報だけでなく、生の声も調査
- メーカーの方や販売員同士にも話を聞く
また、後半で男性女性に分けて、革ベルト、メタルバンドそれぞれでおすすめの腕時計を紹介しているので、そちらもぜひご確認ください。
Contents
メタルバンドと革ベルト結局どっちがいい?腕時計ベルトの選び方
さっそく腕時計のベルトの選び方を紹介していきます。
ここでは基本的な決め方を紹介して、もしここを見て決められない場合、後半でより詳しく紹介していくので、ぜひご確認ください。
デザインで選ぶ
革ベルトもメタルバンドのどちらもメリットデメリットがあるので、直感でデザインが良い方を選ぶというのも一つの手でしょう。
見た目が好きなものであれば、多少使いにくくても後悔せず使うことができるので、直感で決められるようであれば、決めてしまうことをおすすめします。
腕時計は、2~3本持つ方も多いので、まずは見た目が好きなものを買って、不都合が起きるようであれば、もう一本買うというのも良いでしょう。
季節で選ぶ
季節で選ぶということも一つの手です。
革ベルトは、1日2日程度汗をかく程度であれば、乾くまで待ってから使うことで、嫌な臭いを防ぐことができます。
ただ汗をかいてしまっているのに、毎日のように使っていると、においが気になってしまうという方もいらっしゃいます。
逆に、冬にメタルバンドだと、つけるとき冷たいので、つけたくなくなるということも起こってしまうでしょう。
”夏に購入するのであればメタルバンド”、”冬に購入するのであれば革ベルト”といったように選んでいくのもおすすめです。
どうしても決められない場合はメタルバンドを選ぶ
どうしても、メタルバンドか革ベルトか決められない場合、メタルバンドを選ぶことをおすすめします。
メタルバンドであれば、後々革ベルトに替えられる可能性が高いですが、革ベルトからメタルベルトに替えるのは難しいからです。
どうしても決められない場合は、革ベルトにも替えられて、1年中使いやすいメタルバンドにしていきましょう。
腕時計の主なベルトの種類
ここからは、どうしても迷って決められない方のために、ベルトの種類やそれぞれのベルトのメリットデメリットを詳しく紹介していきます。
まずベルトの種類ですが、腕時計の主なベルトの種類は、革ベルト、メタルバンド、ラバーベルト、ナイロンベルトの4種類です。
ほとんどの腕時計が、革ベルトかメタルバンドですし、革ベルトとメタルバンドが全体的に使いやすいので、まずその2つから選んでいくと良いでしょう。
また、革ベルト、メタルバンドにも種類があり、以下で細かく紹介していくので、迷っている方は、ぜひご確認ください。
革ベルトの種類
腕時計の革ベルトとして、もっとも一般的なものが「カーフ」と呼ばれる牛革です。
基本的に10万円までの腕時計はほとんどがカーフなので、10万円以下の腕時計であれば、気にする必要はないでしょう。
また、それ以外に「クロコダイル(ワニ革)」「コードバン(馬革)」「リザード(トカゲ革)」があり、それぞれの特徴は次の通りです。
- クロコダイル
高級感があり、高級時計によく使われている - コードバン
光沢があり、使えば使うほど味が出る - リザード
特徴的な柄で存在感がある
メタルバンドの種類
メタルバンドには、パーツの細かさで種類が分かれていて、それぞれの特徴は次の通りです。
フォーマル寄りで使うのであれば大きめのパーツ、カジュアル寄りで使うのであれば細かいパーツのメタルバンドを選ぶことをおすすめします。
革ベルトの腕時計の特徴
ここからは、革ベルトの腕時計の特徴、メリットデメリットを紹介していきます。
革ベルトの腕時計を検討している方は、ぜひご確認ください。
革ベルトのメリット
革ベルトのメリットは、デザイン性、味が出る、服装に合わせやすいという点でしょう。
デザイン性
→カラーや種類が豊富で、色んなデザインのものがある
味が出る
→使えば使うほど味が出てかっこよくなる
服装に合わせやすい
→黒や茶のベルトはどんな服装にも合う
以上のような点が革ベルトのメリットになってきます。
また、革ベルトの腕時計に関しては、ほとんどの腕時計が他の市販で売っているような革ベルトに替えることができます。
他のベルトに替えられることで、色んな表情を楽しむことができたり、安くベルト交換できるようになるでしょう。
革ベルトのデメリット
革ベルトのデメリットは、水に弱いという点です。
濡らしてしまったら、傷んでしまう可能性が高いですし、汗をかき続けると嫌なにおいがしてしまう場合もあります。
夏は毎日使うと、汗でかなり傷んでしまうので、いくつか腕時計を使いまわすか、休ませる日を作る必要があるでしょう。
革ベルトが合っている人
革ベルトが合っている方は、以下のような方です。
- きれいめな服装が多い方
- 落ち着いているデザインが好きな方
- 腕時計を何本か使いまわす方
逆に派手なデザインが好きな方だと、飽きてしまう可能性があるので、メタルバンドを選ぶか、革ベルトでも派手な色を選ぶと良いでしょう。
メタルバンドの腕時計の特徴
ここからは、メタルバンドの腕時計の特徴、メリットデメリットを紹介していきます。
年中通して使いやすく、人気も高いベルトなので、ぜひ参考にしてみてください。
メタルバンドのメリット
メタルバンドのメリットは、フォーマルな場面で使いやすい、水に強い、耐久性が高いという点です。
フォーマルな場面で使いやすい
→仕事や就職活動などでは、メタルバンドが一般的
水に強い
→汗や水にぬれても、錆びたり劣化することがない
耐久性が高い
→他ベルトに比べ、衝撃などで壊れにくい
またメタルバンドは、ワンタッチで時計を付け外しすることができますが、革ベルトでも「Dバックル」という道具を付けることで、メタルバンドと同じように使うことができます。
メタルバンドは一般的なベルトなので、迷ったらメタルバンドといった選び方も良いでしょう。
メタルバンドのデメリット
メタルバンドのデメリットは、サイズが合わない可能性がある、交換費用が高いという点です。
コマでのサイズ調整になるので、若干サイズが合わないということが起きてしまう可能性もあるでしょう。
また、同じ値段の腕時計であれば、革ベルトより、メタルバンドの方が高いことが多いので、交換費用が掛かってしまうという点もデメリットになってきます。
メタルバンドが合っている人
メタルバンドが合っている方は、次のような方です。
- 1本で色んな場面で使いたい方
- キラキラしているものが好きな方
- 色んな種類の服装をする方
また、腕時計は本来ついていたベルトと別のベルトに交換することができますが、「メタル→革」はできますが、「革→メタル」はできないことが多いので、メタルバンドの方が色々楽しめるでしょう。
幅広い場面で使えるのは、メタルバンドの腕時計なので、迷ったらメタルバンドがおすすめです。
おすすめの腕時計を知りたい方はこちらもチェック
革ベルト、メタルバンド、また女性、男性でそれぞれおすすめの腕時計を別記事で紹介しています。
筆者が元販売員として、1,000本以上の腕時計を見てきた中から、本当におすすめできる腕時計だけを紹介しているので、ぜひご確認ください。
メタルバンドでおすすめの腕時計
革ベルトでおすすめの腕時計
まとめ
今回は、腕時計を探す際に、革ベルト、メタルバンドどっちがいいのかという点を紹介しました。
革ベルト、メタルバンド、どっちも良さがありますが、もし決めかねている場合は、メタルバンドをおすすめします。
基本的にメタルバンドの腕時計は、ほとんどの物が市販の革ベルトに替えられるからです。
ぜひ、ベルト選びからこだわった良い腕時計を手に入れて、生活をより良くしてくださいね。