「腕時計が止まった!」と気づいた際に腕時計店に持っていかれるかと思います。
ただ、実際販売員をしていると、3.4割の方はまだ使える状態で、そのままお返ししています。
腕時計が止まったからといって、電池交換や修理が必要というわけではないのです。
今回は腕時計が止まってしまう原因と、お店に持っていく前にやってみて欲しいことを紹介していきます。
腕時計が止まっていても、電池交換や修理をせずに使える可能性があるので、ぜひチェックしてください。
腕時計が止まったら試して欲しい4つのこと
さっそく、腕時計が止まったら試して欲しいことを、紹介していきます。
まだ電池交換の必要がない可能性があるので、ぜひ確認してください。
- リューズをチェック
- 腕時計の種類を確認
- 時刻を合わせ直す
- 前回電池交換した時期を確認する
1.リューズをチェック
時計が止まってしまう原因として1番多いのが、リューズが上がってしまっているということです。
リューズとは、時刻合わせに使う腕時計の右側についているつまみのことです。
このリューズが上がると腕時計は止まってしまいますし、そでに引っかかって上がってしまうということは非常によくあります。
リューズが完全に上がっていなくてちょっと上がっているだけでも、腕時計は止まる場合があるので、一度押し込んでみましょう。
2.腕時計の種類を確認
種類によっても変わってきます。
- ソーラー電池
→充電不足の可能性があるので、光にあてる - 機械式時計
→巻きが不足している可能性があるので、巻いてみる
以上のことをすることで、腕時計が動き出す可能性があるでしょう。
ソーラー電池や機械式時計の見分け方は、ほとんどの腕時計のどこかに書いてあります。
「solar」や「automatic」と言った言葉を探していきましょう。
3.時刻を合わせ直す
腕時計は細かいパーツがいくつも重なり合ってできているので、衝撃でずれてしまったり、引っかかってしまったりすることがあります。
そうなった際は、基本的に修理に出すことをおすすめしますが、針を回して時刻を合わせ直すことで動き出すこともあります。
針を一周回して、時刻を合わせ直してみましょう。
4.前回電池交換した時期を確認する
前回電池交換してから、2年経たずに止まってしまった場合、故障の可能性が高いです。
基本的に腕時計の電池は2.3年持つようになっているので、それがもたないということは故障の可能性が高く、修理に期間や料金がかなりかかります。
お店に持って行っても、店舗では電池切れか故障かわからない可能性が高いですが、覚悟はしておいた方がいいでしょう。
それでも腕時計が止まったままの場合は腕時計店へ
先程紹介したことをしても腕時計が止まったままの場合は、お店に持っていき、電池交換や修理をしてもらうようになります。
TiC TACのようなショッピングモールに入っている腕時計店やヤマダ電機などの家電量販店で腕時計を扱っているところで電池交換もできるので、持っていきましょう。
ただ、ものによっては電池交換に数週間かかるものもあり、さらには電池交換しても動かない場合もあるので、注意が必要です。
電池交換はものにもよりますが、20万円を超える高級時計でない限り、500〜3,000円程でできます。
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まとめ
今回は、腕時計が止まったら電池交換に持って行く前に試して欲しいことを紹介しました。
あなたの腕時計はまだ使えるかもしれません。
腕時計の種類の確認
時刻を合わせ直す
前回電池交換した時期を確認する
以上のことをして、本当に電池切れなのかを確かめていきましょう。