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アンティーク時計は、おしゃれなものが多く、良い味が出ていて、ハマる魅力があります。
時計好きだけでなく、ファッション好きからの人気も高く、1本持っておいて間違いないでしょう。
今回は、腕時計販売員の経験から、そんなアンティーク時計の選び方と、おすすめのモデルを紹介していきます。
初めてアンティーク時計を持たれる方も、2本目3本目を探している方も、ぜひチェックしてみてください。
アンティーク時計とは
アンティーク時計は、主に数十年前に作られた腕時計のことで、使い込んだ風合いから、腕時計好きはもちろん、ファッション好きからも人気が高いです。
また、数十年もの間動いているので、品質が高いものも多いので、一生物として使えるものもあります。
廃盤になっているものでも、修理も基本的には受け付けているので、しっかり使うことができるでしょう。
アンティーク時計の選び方
まずは、アンティーク時計の選び方を紹介していきます。
腕時計販売員の経験、そして自身も選び抜いて1本アンティーク時計を購入した経験から、外せないポイントを紹介していくので、ぜひチェックしてみてください。
- 慣れていない方は掘り出し物を探さない
- 本格派のブランドから選ぶ
- 状態をしっかり確認する
- デメリットは受け入れられるか
慣れていない方は掘り出し物を探さない
アンティーク時計を選ぶ際には、「できるだけ安いものを」という観点をなくした方が失敗する可能性がかなり減ります。
アンティーク時計と言うと、少なくとも作られてから数十年経っているものも多いので、しっかり選んでいかないと、まともに使えないということもあるでしょう。
ある程度知識がある人のもとで安いものを探すのであればいいのですが、あまり分からない状態で安いものを選ぶと、状態があまり良くないものの場合も結構多いです。
割安のものなどにつられないように選んでいきましょう。
本格派のブランドから選ぶ
アンティーク時計で失敗を避けるためには、今でもあるような本格派ブランドから選んでいくのが無難です。
・オメガ
・IWC
・セイコー
ロレックスやオメガなども、モデルによっては現行品より安いものも多く、そこまで費用を出さずに楽しむこともできるでしょう。
上記の4ブランドであれば、基本的に外すことがないので、まずはこちらから選んでみることをおすすめします。
状態をしっかり確認する
いつオーバーホールしたのか、ベルト含めどれだけ傷が付いているのか、色あせなどは気にならないかなど、新品以上に状態をしっかり確認する必要があるでしょう。
ちゃんとしたお店や場所であれば、基本的には大丈夫ですが、数十年動いているものなので、不良に当たる可能性も正直あります。
- オーバーホールをいつしたのか
- 近くに故障歴などないか
- どのパーツが純正なのか
- ベルト、ガラス、ケース、文字盤の使用感は気にならないか
主に以上の4点をチェックしておくことで、後悔する可能性がかなり低くなるでしょう。
デメリットは受け入れられるか
アンティーク時計は、ハマる魅力がある腕時計ですが、デメリットがあるもの事実です。
主に以下の3つのデメリットを受け入れられる方でない限り、後悔してしまう場合もあるでしょう。
- 防水性がなく水に気を付ける必要がある
- 衝撃に特に弱い
- 自動巻きでも巻き上げ効率が悪く止まることも
また、パワーリザーブ(連続駆動時間)は、長くても30~40時間程度で、頻繁に巻き上げる必要があるでしょう。
それがアンティーク時計の魅力でもありますが、通常の腕時計よりは気をつけなければいけないポイントが多いです。
おすすめのアンティーク時計6選
いよいよここから、おすすめのアンティーク時計を紹介していきます。
・修理を受け付けてくれる場所が多い
・デザインも優れていてファッション性も高い
おすすめの基準として、以上の3つの条件を満たしたもののみを紹介していくので、ぜひ参考にしてみてください。
1.オメガ シーマスター
王道アンティークの見た目と高い性能を備えながらも、10万円台からあるコスパモデル!
『オメガ シーマスター』のシリーズは、王道のアンティークの見た目と、安定した性能を誇る品質が高いモデルです。
現行のシーマスターとはちょっと違った見た目をしていますが、どのモデルも基本的に35mm前後で、邪魔になることもないでしょう。
オメガは今もそうですが、1960年代付近では特に脂がのっていたと言われ、長く使える丈夫なものが多いです。
初めてアンティーク時計を買われる方から通にまで人気が高く、まず間違いない王道のアンティークウォッチです。
価格帯 | 10~20万円 |
合う服装 | きれいめ |
2.IWC
安定した品質で、アンティークの中でも特に長く使える1本!
「オールドインター」の愛称で親しまれ、アンティーク時計の中でも高い人気を誇るIWC。
ペラトン式と言われるIWC独自の自動巻き機構を採用することで、比較的巻き上げ効率が高く、アンティークを初めて持たれる方でも使いやすいでしょう。
現行品にはない筆記体のロゴもかっこよく、非常におすすめできる1本です。
価格帯 | 15~30万円 |
合う服装 | ほぼすべて |
3.チューダー サブマリーナ
レトロな雰囲気漂う高品質なダイバーズウォッチタイプのアンティーク!
チューダーは、元々ロレックスのディフュージョンブランドとして登場し、高品質ながらも比較的お求めやすいのが特徴です。
かなり品質が高く、アンティークでも実用性が高いことと、レトロながらもかっこいい見た目から非常に人気が高いモデルとなっています。
またダイバーズながらも36mmという使いやすい小さめのサイズ感で、現行品にはない魅力があるでしょう。
シンプルなものもかっこいいですが、ダイバーズ系のアンティークも非常に味があっておすすめです。
価格帯 | 50~150万円 |
合う服装 | ほぼすべて |
4.ロレックス デイトジャスト
最高のシンプル時計!無駄のない作りでしっかり使うことができる!
『ロレックス デイトジャスト』は、腕時計界を代表するシンプル時計ですが、アンティークも非常にかっこよく、品質が高いです。
ロレックスは、本当に無駄のない作りで、実用性が圧倒的に高いので、アンティークでも安心して使うことができるでしょう。
かなりたくさんの個体が残っているので、色々選べるのも楽しいポイントです。
多少費用をかけても、しっかり良いアンティーク時計が欲しい方にぴったりでしょう。
価格帯 | 50~70万円 |
合う服装 | ほぼすべて |
5.ロレックス オイスターデイト
よりシンプルで洗練されたデザインの大人のアンティーク
特に洗練されたデザインで、ドレスシーンにまで使える『ロレックス オイスターデイト』。
ロレックスのアンティークの中でもかなりお求めやすく、ロレックスの雰囲気を味わうのにも良いでしょう。
上で紹介している『デイトジャスト』と比べてもシンプルで、3連ブレスと、すっきりしたデザインで、よりドレスウォッチ寄りとなっています。
シンプルながらも、品質はロレックスらしく圧倒的に高いので、初めてのロレックスとしてもおすすめです。
価格帯 | 30~50万円 |
合う服装 | きれいめ |
6.グランドセイコー 57GS
高い視認性、実用性を備えた国産高級アンティークウォッチ!
グランドセイコーのセカンドモデルとして登場した『57GS』は、アンティークウォッチの中でも高い実用性を誇ります。
36mmと少し小さめですが、しっかりした針とインデックスでかなり見やすく、普段使いにもぴったりでしょう。
精度も個体にもよりますが、日差60秒前後で、アンティークウォッチとしてはかなり高いです。
国産らしい堅実さを備えた優秀なアンティークウォッチです。
価格帯 | 20~30万円 |
合う服装 | きれいめ |
おすすめのアンティーク時計比較表
ここまで様々なおすすめのアンティーク時計を紹介してきましたが、ここで振り返ってまとめて見てみましょう。
どの時計も、しっかり使えるので、気になるものがあったらぜひチェックしてみてくださいね。
腕時計 | 特徴 |
1.オメガ シーマスター | 王道アンティークの見た目と高い性能を備えながらも、10万円台からあるコスパモデル! |
2.IWC | 安定した品質で、アンティークの中でも特に長く使える1本! |
3.チューダー サブマリーナ | レトロな雰囲気漂う高品質なダイバーズウォッチタイプのアンティーク! |
4.ロレックス デイトジャスト | 最高のシンプル時計!無駄のない作りでしっかり使うことができる! |
5.ロレックス オイスターデイト | よりシンプルで洗練されたデザインの大人のアンティーク |
6.グランドセイコー 57GS | 高い視認性、実用性を備えた国産高級アンティークウォッチ! |
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まとめ
今回は、腕時計販売員の経験から、アンティークウォッチの選び方、おすすめのモデルを紹介しました。
アンティークウォッチは、少し不便ではあるものの、深い魅力があり、ハマる方も多くいらっしゃいます。
アンティークウォッチに興味を持たれたなら、ぜひ色々見てみてくださいね。