オメガは、現行品は80~120万円程度するものが多いですが、アンティークに関しては、10万円を切るものもあり、非常に安いです。
今回は、そんなオメガのアンティークがなぜ安いのかという点について紹介していきます。
オメガのアンティークは腕時計好きからも人気が高く、魅力的な腕時計なので、ぜひ参考にしてみてください。
Contents
オメガのアンティークはなぜ安い?6つの理由
さっそくオメガのアンティークがなぜ安いのかという点について紹介していきます。
オメガのアンティークが安いのは以下の理由で、一つひとつ詳しく紹介していくので、ぜひチェックしてみてください。
- 基本的にアンティーク時計は安い
- オメガは良いものを安定的に供給している
- 現行品に比べ性能は低い
- アンティーク時計は取り扱いが少し大変
- ベルトは純正品じゃないものが多い
- 修理はできるものの純正品ではないパーツになる場合も
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1.基本的にアンティーク時計は安い
アンティーク時計と言うと非常に良く聞こえますが、正直かなり時間の経った中古です。
それでも魅力があり、筆者も記事執筆時点で2本のアンティークを持っていますが、劣化があったり、取り扱いに注意したりして使っています。
ロレックスのようにそもそも中古品が高騰していたり、コレクターがいるようなものでない限りアンティーク時計は現行品よりも安いのが基本です。
2.オメガは良いものを安定的に供給している
中古品の価格が高くなる理由としては、生産量が少なく、欲しい人>商品数という構図が成り立つからです。
その点オメガは、常に良いものを安定的に供給しているので、そこまで商品数が足りなくなることもなく、価格も安めになっています。
3.現行品に比べ性能は低い
腕時計のアンティークは、数十年前に作られたものを指します。
そのためやはり現行品に比べると、技術も性能も低く、その分今出ている腕時計よりは安くなります。
特にオメガは2023年現在では、「マスター クロノメーター認定」「超高耐磁性能ムーブメント」「50時間以上のパワーリザーブ」「高い防水性」など性能が高いものが多く、現行品の価格が高くなっています。
アンティーク時計は、数十年前のモデルなので、もちろんその良さもありますし、今ではこだわっていない部分にまでこだわっているということもありますが、性能で見たときに現行品の方が良い部分が多いです。
そのため、アンティークの時計は少し安めで買えるようになっています。
4.アンティーク時計は取り扱いが少し大変
アンティークの時計は、そこまで気にする必要もありませんが、水や衝撃に弱く、少し身長に使う必要があります。
数十年という期間使われてきたので、防水性があるものはほとんどなく、さらに弱ってしまっている部分がある可能性もあるので、衝撃にも特に注意が必要です。
そのためおしゃれなものの踏み出す人が比較的少なく、価格が安くなっていると言えるでしょう。
5.ベルトは純正品じゃないものが多い
高級時計は、ベルトだけで数万円するようなものもあります。
ただ数十年経ったアンティークでは、純正のベルトではないものが多く、その分価格も安くなっている場合があります。
一般的には、カーフの3,000円~5,000円程度のベルトメーカーのベルトがついていることが多いです。
6.修理はできるものの純正品ではないパーツになる場合も
オメガは、アンティークの中では部品が多く、かなり修理できる可能性が高いですが、公式の部品保有期間は、生産終了から10年となっています。
修理もできず使えなくなるという可能性はほとんどないですが、純正品ではないパーツでの修理や修理店を何店舗も回らなくてはならないという可能性もあるでしょう。
ただオメガは、基本的には生産量が多いので、アンティークの中では純正品での修理できる可能性は高いです。
おすすめのオメガ アンティークモデル!
基本的にオメガのアンティークは、どれを選んでも失敗がなく、初めてアンティークウォッチを持たれる方にもおすすめできます。
ただ今回は特におすすめできるモデルを厳選したので、ぜひチェックしてみてください。
1.オメガ シーマスター アンティーク 168.024
画像出典:楽天市場
アンティークとして雰囲気の良さと、品質が高い機械で幅広くおすすめできる1本!
王道のアンティークウォッチのかっこよさを持ちつつ、機械の品質も高く、どんな方にもおすすめできる『オメガ シーマスター アンティーク 168.024』。
すっきりしたデザインで、スーツ含め幅広い服装に使え、実用性も高いアンティークウォッチです。
また特にシーマスターは、550、560番台のキャリバーが使われているモデルは、巻き上げ効率や作りの良さが良いと言われていて、非常におすすめできます。
サイズ | 直径35mm |
合う服装 | きれいめ |
タイプ | 機械式自動巻き |
2.オメガ コンステレーション 12角モデル
画像出典:楽天市場
クロノメーター認定を受け、機械の信頼性も非常に高い上位モデル!
コンステレーションは、当時のオメガの最上位モデルととして、すべてのモデルがクロノメーター認定を受けています。
クロノメーター認定とは、第三者機関のテストで、品質が高いと認められたという証なので、しっかり使うことができるでしょう。
アンティークとして良い雰囲気を持ちつつも、非常に信頼性も高く、オメガのアンティークとしては少し高めですが、非常に高い品質を持った腕時計です。
アンティークウォッチとしての雰囲気の良さ、上品さ、品質の高さすべて持った魅力的なモデルです。
サイズ | 直径34mm |
合う服装 | ほぼすべて |
タイプ | 機械式自動巻き |
3.オメガ シーマスター 120
画像出典:楽天市場
コンパクトなダイバーズウォッチとしてマニアからの支持も厚い1本!
オメガのアンティークで人気の一角を担っているのがこの『オメガ シーマスター 120』。
ダイバーズウォッチが元となっていますが、サイズがコンパクトで、ファッションにうまく馴染んでくれるのが特徴です。
アンティークなので、防水性は失われてしまっているものの、良い味が出ているものが多く、いつまでも見ていたくなる腕時計となっています。
コンパクトながらもシンプルすぎず、良いアクセントとなってくれるので、ぜひチェックしてみてください。
サイズ | 直径37mm |
合う服装 | カジュアル |
タイプ | 機械式自動巻き |
おすすめのオメガ アンティークモデル比較表
ここまで3つのおすすめのオメガのアンティークモデルを紹介してきましたが、ここで振り返ってまとめて見てみましょう。
腕時計 | 特徴 |
1.オメガ シーマスター アンティーク 168.024 | アンティークとして雰囲気の良さと、品質が高い機械で幅広くおすすめできる1本!
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2.オメガ コンステレーション 12角モデル | クロノメーター認定を受け、機械の信頼性も非常に高い上位モデル!
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3.オメガ シーマスター 120 | コンパクトなダイバーズウォッチとしてマニアからの支持も厚い1本!
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アンティークの腕時計を使う際の注意点
ここからは、アンティークの時計を使っていく際に、注意しなくてはならないポイントを紹介していきます。
注意点は以下の4つで、それぞれ詳しく紹介していくので、アンティークの時計に興味を持っている方はぜひチェックしてください。
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防水性は無いので、汗や水に気を付ける
基本的に腕時計には、生活防水がついていますが、アンティークの時計は防水のものはほぼありません。
やはり数十年経ったものなので、防水性を実現させるのは難しくなっています。
そのため、雨や水仕事などはもちろん、汗も気を付けて使う必要があるでしょう。
アンティーク時計好きな方でも、夏で屋外では使わないようにしている方が多いので、そちらも参考にしてください。
衝撃に気を付ける
腕時計自体精密機械なので、衝撃に気を付ける必要がありますが、アンティークの時計はより気を付けなくてはなりません。
通常使っていく上での不具合などは少ないですが、いくらメンテナンスをしているからといえ、数十年経っているものなので、衝撃には特に気を付ける必要があります。
オメガのアンティークは丈夫なものも多く、修理もしやすいですが、衝撃に気を付けて使っていきましょう。
電化製品の近くに置かない
腕時計は、電化製品の近くに置いておくと磁気が移ってしまい、時刻ズレなど故障の原因となります。
電子レンジなどはもちろん、スマートフォンとの近くに置いておくことも気を付ける必要があるでしょう。
基本的に10cmほど離しておけばいいと言われているので、すぐそばに置かないようにだけ気を付けましょう。
機械を巻きすぎない
アンティークの腕時計は、手巻きのものも多いですが、巻き過ぎてしまうと故障してしまいます。
物によって若干変わってきますが、基本的には20回ほど巻いたら、それ以上は巻かないようにしておくのが安全です。
機械好きな方だとついつい巻きたくなってしまうと思いますが、巻きすぎにも注意しましょう。
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まとめ
今回は、オメガのアンティークがなぜ安いのかという点を、腕時計販売員の経験から紹介しました。
オメガのアンティークが安い理由は主に以下の6つです。
- 基本的にアンティーク時計は安い
- オメガは良いものを安定的に供給している
- 現行品に比べ性能は低い
- アンティーク時計は取り扱いが少し大変
- ベルトは純正品じゃないものが多い
- 修理はできるものの純正品ではないパーツになる場合も
オメガのアンティークは、現行品に比べ安いですが、しっかりした品質を持ち、アンティーク市場でも高い人気を誇ります。
ぜひぴったりのモデルを見つけて、アンティーク時計を楽しんでくださいね。