電池式や機械式、メタルのベルトや革のベルトなど、腕時計を選ぶ際に様々な種類があって「結局どれがいいの?」と思う方も多いかと思います。
腕時計は基本的に1日中つけるものですし、目的に合ったものを選ぶことで快適に使うことができ、気分を上げることができるでしょう。
今回は、腕時計のそれぞれの種類の解説と、選び方、目的別に腕時計デビューにおすすめの腕時計を紹介していきます。
実際腕時計の販売員をした経験から、お客様からの評価が高い腕時計、店員が本当に評価している腕時計を紹介していくので、ぜひチェックしてください。
Contents
腕時計を選ぶポイント
腕時計を選ぶにあたって、もちろんデザインから選んでいくことになるかと思いますが、デザインやブランドに惹かれて買っても使いにくく、つけなくなってしまっては元も子もありません。
快適に使うためのポイントは、主に以下の5つが重要になってきます。
- 腕時計の機械から選ぶ
- 腕時計のベルトを確認する
- 腕時計のサイズをチェック
- 防水性を確認
- その他機能から選ぶ
一つひとつ詳しく紹介していくので、参考にしてみてください。
腕時計の機械(ムーブメント)から選ぶ
まずは、腕時計の種類について紹介していきます。
腕時計は主に、「電池式」「ソーラー電池式」「機械式」の3種類あり、特徴は以下の通りなので、ぜひ参考にしてください。
以下で一つひとつ詳しくそれぞれのメリットデメリットを紹介していくので、ぜひご確認ください。
安くて使いやすい電池式腕時計(クオーツ)
電池式腕時計のメリットとしては、腕時計自体が比較的安く、時間のずれも少ないので、使いやすいという点です。
ものにもよりますが、電池式時計はセイコーやカシオ、シチズンの一流腕時計メーカーでも、数千円からあるので価格的にお求めやすいのは良い点でしょう。
また、腕時計の時刻ずれとしても、ものによりますが平均して月に30秒ほどなので、ほとんど気にする必要はないです。
電池式腕時計のデメリットとしては、電池交換の手間と費用が掛かる、基本的に数十年というレベルで使えないということです。
電池交換が2,3年に一度は必要で、お店に持っていくことになるので、手間と費用が掛かるでしょう。
また、電池式の腕時計の時計自体の寿命は、持って10年といったものが多いです。
電池が長持ちで便利なソーラー電池式腕時計
ソーラー電池式腕時計のメリットは、電池が長持ちするといった点です。
ソーラー時計も7,8年で電池交換が必要になってしまいますが、普通の電池式の腕時計より2,3倍は持つので、経済的でもあるでしょう。
ソーラーで充電する以外は、電池式腕時計と一緒なので、そちらをご覧ください。
また、より詳しくソーラー電池式の腕時計について知りたい方はこちらもご覧ください。
長く使える機械式腕時計(自動巻き 手巻き)
機械式の腕時計の良さは、長く使える、電池交換が必要ないという点です。
機械式の腕時計は長く使えると言われ、メンテナンスさえすれば一生ものとして使えるモデルもあり、実際1900年代前半に作られた腕時計も多くあります。
また、電池交換の必要がなく、面倒も少ないでしょう。
機械式の腕時計のデメリットとしてあるのは、時間がずれやすい、数年に一度オーバーホールが必要という点です。
ロレックスでさえ、1日に数秒の狂いはありますし、基本的に機械式腕時計は電池式の腕時計に比べ、時刻のずれが生じやすいです。
また、機械のメンテナンスとして「オーバーホール」という作業が必要なので、3~5年に1度1ヶ月程度時計を預けることになります。
ただ、長く使えるので、相棒として手に入れるには機械式の腕時計がおすすめです。
腕時計のベルトを確認する
次に腕時計のベルトに関して紹介していきます。
腕時計のベルトの種類は基本的に4種類で、以下のものにほとんど分類されます。
- メタルベルト
- レザーベルト
- ナイロンベルト
- ラバーベルト
一つひとつ詳しく紹介していくので、確認していきましょう。
メタルベルト
一番オーソドックスな腕時計のベルトはメタルのベルトです。
フォーマルな場面でも使いやすく、汗をかいてもしみこまないことから、非常に使いやすく、一番人気のあるベルトとなっています。
ただ、メタルのベルトは、コマでサイズ調整するのでフィット感があまり良くない、壊れると修理に高い金額がかかるといった点もあるでしょう。
レザーベルト
メタルベルトの次にメジャーなベルトが、レザーのベルトでしょう。
落ち着いた雰囲気を与えられ、カラーも豊富にあることから、ファッションに合わせて楽しむことができます。
ただ汗をかくとすってしまい、あまり頻繁に汗をかくときに使うと、ボロボロになってしまったり、においがついてしまったりするのがデメリットでしょう。
ナイロンベルト
ナイロンベルトは、布のようになっていて、カジュアルな腕時計に多いベルトです。
比較的安く買うことができ、カラーバリエーションも豊富なので、おしゃれな方に特に人気のベルトです。
またナイロンベルトからナイロンベルトに替える際は、手だけで非常に簡単に替えることができるので、ベルトを複数本持って、服装に合わせて替えるということもできます。
ラバーベルト
ラバーベルトはゴムのベルトで、特にダイバーズウォッチやスポーツ系の腕時計に多いベルトです。
ラバーベルトは汗をかいてもあまり不快になりませんし、メタルベルトのように修理が高くもないので、使いやすいです。
デメリットを上げるとすれば、カジュアルになってしまうというところくらいです。
すっきりしているラバーベルトもありますが、基本的にはごついものになってしまうので、スーツと合わせるのは難しいでしょう。
腕時計のサイズをチェック
腕時計のサイズは、使い勝手に大きく関係してきます。
大きさとして男性であれば、38mmが平均的な大きさの腕時計、女性は様々なサイズがありますが多いのは22mmの腕時計でしょう。
これ以上大きいものを買うと大きく感じる方が多く、小さいものを買うと小さく感じる方が多くなります。
※手首周り約16cm
大きい時計で力強さを演出することもできますし、逆に女性は大きい時計で時計との対比で腕を細く見せることができるでしょう。
また、小さい腕時計は知的に見えるとも言われているので、仕事用の腕時計は小さめをおすすめします。
防水性を確認
腕時計には、基本的に生活防水がついていて、軽く水滴が当たる程度で壊れる腕時計はほとんどありません。
ただ防水性にもレベルがあり、目的に合わせてしっかり選んでいくと良いでしょう。
防水性 | 特徴 |
3気圧防水 | 軽い雨や、手を洗った際に軽く水滴が飛ぶ程度。 |
5気圧防水 | 雨など水が少しかかってしまっても大丈夫。 |
10気圧防水 | 水につける程度でも水没せず、日常生活でかなり安心して使える。 |
20気圧防水 | ダイバー仕様で潜水にも使えるハイスペックモデル。 |
5気圧あってある程度気を付けておけば基本的に水没することはありませんが、心配な方は、10気圧を選ぶとかなり安心できます。
また一応防水性は使っているうちに劣化してしまうので、2~3年程度で検査をしていない場合は、一応水に気をつけておいた方が良いでしょう。
その他機能から選ぶ
上記の4つに分類されないその他機能でも重要なものがいくつかあります。
必要ではないものの、あると便利な機能でもあるので、ぜひこちらもチェックしてみてください。
- 電波受信機能
→電波を受信して時刻が正確。主に国産の腕時計の技術。 - サファイヤガラス
→ガラスが丈夫で傷つきにくい。高級時計に採用されている。 - ねじ込み式リューズ
→リューズ部分をねじのように収納でき、より水没の心配がない。
タイプ別!初めての腕時計におすすめのモデル5選
ここからは、初めて腕時計を購入する方におすすめのモデルをタイプ別に紹介していきます。
実用性が抜群に良いものから、おしゃれなものまでで、専門家や口コミの評価が高いものを紹介していくので、間違いなく腕時計デビューで後悔しないものになっています。
1.セイコーセレクション
電波ソーラーで、実用性最強のシンプル時計!
メタルベルトで、スーツでも使いたいという方に特におすすめのモデルが、このセイコーセレクションです。
一見普通の腕時計ですが、様々な機能が詰まっていて非常に使いやすいです。
まず、電波ソーラーが入っているので、電池が長持ちして、時刻がずれることもありません。
そしてチタン製なので、軽くて傷がつきにくいです。
電池が長持ちして、時刻がすれることもなく、軽くて丈夫なので、最強の実用腕時計と言えるでしょう。
見た目もシンプルで1本持っていて間違いない物なので、ぜひ腕時計デビューに購入してみてください。
サイズ | 直径40.1×厚さ10mm |
合う服装 | きれいめ |
タイプ | 電波ソーラー |
防水性 | 10気圧(100m)防水 |
2.ハミルトン ジャズマスター デイデイト
シンプルでかっこよく、機械式腕時計なので、10年20年と使える
この腕時計は、メタルベルト+機械式でおすすめの腕時計です。
ハミルトンは決して安くはありませんが、この価格で高級腕時計レベルの機械を使っていて、コスパが非常にいい腕時計と言われています。
実際に機械も見た目の質感も非常によく、私の周りの腕時計マニアも一度は通ってきた腕時計です。
私もジャズマスターのシリーズと、カーキのシリーズを1本ずつ使いましたが、実にいい腕時計と感じました。
数十年レベルで使っている方も多いので、ぜひ相棒を手に入れてください。
サイズ | 直径42×厚さ12mm |
合う服装 | ほぼすべて |
タイプ | 機械式自動巻き |
防水性 | 5気圧(50m)防水 |
3.DUFA
デザイン性が高く、ファッションに合わせやすい
レザーベルトで、おしゃれなものが良いという方にはDUFAがおすすめです。
アパレル関係者が今本当に欲しい腕時計ランキングで1位になったこともあり、おしゃれさに定評があります。
シンプルな文字盤に、腕時計の本体も少し丸くなっているので、かっこつけすぎないおしゃれさがあり、女性人気も非常に高いです。
レザーでお考えの方は、ぜひDUFAを手に入れてみてください。
サイズ | 直径37×厚さ9mm |
合う服装 | きれいめ |
タイプ | 電池式 |
防水性 | 3気圧(30m)防水 |
4.カシオ ダイバーウォッチ
お求めやすい価格で、機能性、デザイン性ともに抜群
ラバーベルトで腕時計デビューにおすすめのモデルは、カシオのダイバーズウォッチです。
この腕時計は、ダイバーズウォッチといわれ、もともと潜水用に作られた腕時計なので、防水性が高く、見た目もちょっとごつくてかっこいいです。
同じカシオに1万円程度出すにしても、ダイバーズモデルの方が特別感もあり、つけると気分を高めることもできるでしょう。
さらにこの腕時計は機械式でもあるので、長く愛用できます。
ぜひ、ラバーベルトで長く愛用していきたいという方は、この『カシオ ダイバーウォッチ』を手に入れてください。
サイズ | 直径44.2×厚さ12.1mm |
合う服装 | カジュアル |
タイプ | 機械式自動巻き |
防水性 | 20気圧(200m)防水 |
5.タイメックス
1万円を切る値段でありながら、おしゃれで使いやすい
ナイロンベルトでおしゃれ使いにおすすめなのが、タイメックスの腕時計です。
シンプルな見た目で、色んなベルトに合わせやすく、価格的にもお求めやすいので、非常におすすめです。
また、このモデルは革ベルトに替えることもできるので、使っていくうちに好みが変わっても対応できます。
ぜひ、気分によって表情を変えていくことができる『タイメックス ウィークエンダー』で腕時計デビューしてみてください。
サイズ | 直径38×厚さ9mm |
合う服装 | カジュアル |
タイプ | 電池式 |
防水性 | 3気圧(30m)防水 |
初めてにおすすめの腕時計比較表
今まで紹介したおすすめの腕時計の比較表を紹介します。
クリックすると詳細に戻れるので、ぜひ検討する際にこの表を使ってください。
腕時計 | 特徴 |
1.セイコーセレクション
|
電波ソーラーで、実用性最強のシンプル時計!
[su_button url=”#a” target=”blank” style=”3d” background=”#22ed00″ size=”7″ wide=”yes” center=”yes” radius=”0″]詳細に戻る[/su_button] |
2.ハミルトン ジャズマスター デイデイト
|
シンプルでかっこよく、機械式腕時計なので、10年20年と使える
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3.DUFA
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デザイン性が高く、ファッションに合わせやすい
[su_button url=”#c” target=”blank” style=”3d” background=”#22ed00″ size=”7″ wide=”yes” center=”yes” radius=”0″]詳細に戻る[/su_button] |
4.カシオ ダイバーウォッチ
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お求めやすい価格で、機能性、デザイン性ともに抜群
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5.タイメックス
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1万円を切る値段でありながら、おしゃれで使いやすい
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今回は、腕時計の選び方と、腕時計デビューにおすすめの腕時計を紹介しました。
腕時計を選ぶポイントを振り返ると以下の通りです。
- 腕時計の機械から選ぶ
- 腕時計のベルトを確認する
- 腕時計のサイズをチェック
- 防水性を確認
- その他機能から選ぶ
腕時計は長く付き合うものなので、合うもの選ばないとストレスになってしまうでしょう。
しっかり自分に合った相棒を手に入れて、仕事や勉強に精を出してくださいね。