電池式より長く使える?機械式腕時計の魅力と取り扱い説明書!【元販売員監修】

ゼンマイで動いていて、歴史が深い機械式時計。

電池式に比べると長く使えるものが多く、一生物として使えるものもあるので、非常に魅力的です。

今回は、そんな機械式の腕時計について、魅力や使い方、機械式の腕時計におすすめのモデルを紹介していきます。

腕時計販売員の経験から、なかなかネットには出てこない情報まで紹介していくので、ぜひチェックしてみてください。

 

機械式腕時計の仕組み

機械式腕時計は、手でゼンマイを巻く、もしくは腕の動きでゼンマイが巻かれる仕組みになっていて、それを動力として動きます。

電池が必要ないので、電池交換をする手間もなく、さらにはメンテナンスをしっかりすれば長く使うこともできるのが特徴です。

複雑に絡み合った細かい機械は、男のロマンとも言えるでしょう。

 

機械式腕時計の種類

機械式腕時計には、「手巻き」と「自動巻き」の2種類があります。

手巻き リューズ(時刻調整部分)を巻くことで動く
自動巻き 腕の振りでゼンマイが巻かれて動く

手巻きは、その名の通りいちいち手で巻かなくてはいけないので、人気は自動巻きの方が圧倒的に高いです。

ただ、不便ではあるものの、手入れをしている感覚がある分、趣味として持つ方には手巻きも人気で、楽しむことができるでしょう。

頻繁に使うようであれば、自動巻きがおすすめです。

 

機械式腕時計の魅力

ここからは、機械式腕時計の魅力を紹介していきます。

機械式腕時計は、各種腕時計ブランドは、100年以上かけて作り上げてきた魅力があるので、ぜひチェックしてみてください。

長く使える

機械式腕時計は、電池式の腕時計に比べ、長く使えるというメリットがあります。

高級時計はほとんどが機械式であることであったり、一生物として使えるものも多いです。

一生物とまでいかなくても、10年20年と使えるものがほとんどなので、1本を長く使いたい方にはいいでしょう。

機械感を楽しむことができる

機械式の腕時計は、

  • 裏が透けていて機械が動いているのを見れる
  • カチカチ時間を刻む音が聞こえる

といった点から機械感を楽しめるという良さがあります。

機械式時計の多くは、裏が透けていて、機械が動いているのを見ることができます。造形美が美しく、見ていて楽しいでしょう。

さらには、カチカチといった時間を刻む音が聞こえ、時計によって刻む音は違うので、楽しむことができます。

便利さは電池式の方が上という方が多い

販売員をしている時のお客様の声や、腕時計好き同士と話していても、便利さは電池式の方が上という方が多いです。

電池式の方が

  • 時刻ズレが少ない
  • 電池が切れない限り止まらない(機械式は2日ほど放っておくと一度止まる)
  • 比較的お求めやすい

というメリットがあるので、気軽に使いやすいでしょう。

こんな人におすすめ機械式腕時計
→ある程度不便でも10年20年、それ以上と長く使いたい
電池式腕時計
→気軽に使いたい

 

 

機械式腕時計の使い方と注意点

ここからは、機械式腕時計の使い方と注意点を紹介していきます。

先に簡単に紹介すると、注意点は次のような内容です。

機械式時計の注意点・3~5年に一度はオーバーホールが必要
・夜12時付近で日付を変更しない
・巻きすぎに注意
・電化製品の近くに置かない

そこまで神経質にならなくても大丈夫ですが、正しい使い方をすることで腕時計の寿命も延びるのでぜひチェックしてみてください。

3~5年に一度はオーバーホールが必要

機械式の腕時計は、3~5年に一度オーバーホールといったメンテナンスが必要になります。

一度機械をばらして洗浄、油をさすということをしていくのですが、基本メーカーや修理屋さんに出すことになり、数週間かかることもあります。

オーバーホールをしないと、ずれが大きくなったり、突然止まってしまったりするだけでなく、パーツが摩耗して腕時計の寿命が短くなってしまうので、少なくとも5年に一度は出すようにしましょう。

夜12時付近で日付を変更しない

日付付きの腕時計は、日付が自然に変わる夜12時付近に手動で日付を変更すると、機械にダメージを与えてしまうことがあります。

ものにもよりますが、

  • 朝9時~夕方6時

あたりであれば、日付を変更しても、どの腕時計でもダメージを与えることはないでしょう。

どうしても夜に日付を変えたい場合は、一度時刻をずらしてから日付を合わせ、再度時刻を合わせれば、機械に負担をかけずにすみます。

巻きすぎに注意

手巻きはもちろん、自動巻きも手で巻くことができる腕時計が多いですが、巻きすぎには注意が必要です。

巻きすぎると機械に負担をかけてしまい、故障に繋がってしまいます。

モデルにもよりますが、止まっている状態からでも40~50回で巻くことで巻ききることができるので、それ以上巻くことはしないようにしましょう。

電化製品の近くに置かない

これは機械式だけでなく、腕時計全般に言えることですが、電化製品の近くに置くと故障してしまう可能性があります。

腕時計は精密機械で非常に細かいパーツでできているので、電化製品の磁気が移ってしまうとずれが生じてしまうこともあるのです。

  • 電化製品から10cmは離す
  • つけているときにも長時間電化製品の近くに寄せておかない

といったことに気をつけておけば大丈夫でしょう。

 

機械式腕時計デビューにおすすめのモデル7選

ここからは、初めて機械式の腕時計を持つ際におすすめのモデルを紹介していきます。

腕時計販売員として、数々のお客様の機械式腕時計デビューをサポートしてきた経験から紹介していくので、ぜひ参考にしてみてください。

1.ハミルトン オープンハート

大胆にカットされた文字盤が特徴的な『ハミルトン オープンハート』。

個性的に見えますが、40mmという標準なサイズと、ブラックを基調としたデザインで、意外とカジュアルからスーツまで合わせることができます。

さらに機械が丈夫と言われているので、腕時計をつけ慣れていない方も安心して使うことができるでしょう。

筆者も実際に使っていましたが、服装に合わせやすく不具合もほとんどなかったので、非常におすすめです。

サイズ 直径40×厚さ11mm
合う服装 ほぼすべて
タイプ 自動巻き

 

2.ティソ ル・ロックル オートマティック

ローマ数字にブラック文字盤とクールでかっこいい魅力がある『ティソ ル・ロックル オートマティック』。

ベルトはメタルですが、パーツが細かくなっているので、スーツとも合わせやすいですが、固くなりすぎず非常に使いやすいです。

さらには性能面でもパワーリザーブ80時間と、長時間置いておいても止まらないので、非常に使いやすいでしょう。

サイズ感もちょうどよく、シャツスタイルやジャケットスタイルにさらっとつけるのがおすすめです。

サイズ 直径39.3×厚さ9.75mm
合う服装 きれいめ
タイプ 自動巻き

 

3.DUFA

『DUFA』は、ドイツのブランドで、シンプルでおしゃれな見た目ながら、今はまだ愛用者も少なく、非常に穴場なブランドです。

特にアパレル関係者に人気が高く、販売員をしていても近くのショップ店員さんもよく買いに来てくれました。

きれいめからモードまできりっとした服装との相性が抜群ながらも、さりげない存在感を放ってくれるおしゃれウォッチです。

人とは少し違ったおしゃれがしたい方に『DUFA』はおすすめです。

サイズ 直径42×厚さ13mm
合う服装 きれいめ
タイプ 自動巻き

 

4.セイコー アルピニスト

『セイコー アルピニスト』は、腕時計としてはお求めやすい価格ながら、腕時計好きから高い支持を得ているモデルです。

深いグリーンの文字盤は珍しくも、カジュアルと非常に合わせやすいので、1本持っておくと重宝するでしょう。

さらには、同価格帯に比べると機械の作りも良く、高い精度、防水性を誇り普段使いしやすいのもおすすめポイントです。

見た目もおしゃれで、機械式デビューにも間違いない腕時計でしょう。

サイズ 直径39.5×厚さ12mm
合う服装 カジュアル(固い場面でなければスーツも可)
タイプ 自動巻き

 

5.オリエントスター

『オリエントスター』は、10万円を切る価格帯でありながら、職人が一つひとつ手作りで作っているので、コストパフォーマンスが高いと言われています。

深いブルーが知的で上品なイメージを作ってくれるでしょう。

さらには、パワーリザーブ(後どれくらい動くのか)の針がついていて、初めて機械式の腕時計を持つ方も安心して使うことができます。

国産で品質が非常に高いので、本格的な腕時計が欲しい方におすすめです。

サイズ 直径39×厚さ11.9mm
合う服装 きれいめ
タイプ 自動巻き

 

6.タグホイヤー カレラ

シンプルながらスポーティーでさわやかな印象もある『タグホイヤー カレラ』。

品質が非常に高く、大切に使うことで10年20年と使うことができるモデルです。

いくつになっても恥ずかしい思いをすることがなく、どんな服装にも使うことができるので、安くはないですが、コストパフォーマンスは高いでしょう。

『タグホイヤー カレラ』は、1本で色々使えて、しっかり良い腕時計が欲しいという方におすすめです。

サイズ 直径39×厚さ13mm
合う服装 ほぼすべて
タイプ 自動巻き

 

7.ノモス タンジェント

ノモスは、ドイツのブランドで、ドイツ本国の時計技師から人気が高く本格的な作りの腕時計ブランドです。

看板モデルのタンジェントは、見た目も中身も非常に質が高く、高級感がありながらも20年30年と使うことができるでしょう。

青針に、白文字盤、さらに光沢のあるコードバンのベルトを使うことで、すっきりしていて上品なおしゃれを演出することができます。

主張しすぎないけど良い腕時計が欲しいという方は、ぜひ『ノモス タンジェント』を検討してみてください。

サイズ 直径38×厚さ7mm
合う服装 きれいめ
タイプ 手巻き(自動巻きモデルもあり)

 

機械式腕時計デビューにおすすめのモデル比較表

ここまで様々な機械式腕時計デビューにおすすめのモデルを紹介してきましたが、ここで振り返ってまとめて見てみましょう。

ブランド 特徴
1.ハミルトン オープンハート 大胆にカットした文字盤がかっこいいスケルトンモデル!
2.ティソ ル・ロックル オートマティック これぞシンプル!圧倒的に使いやすい機械式腕時計!
3.DUFA 人知れずおしゃれな人の間だけで人気の穴場ウォッチ!
4.セイコー アルピニスト セイコーの中でもおしゃれで使いやすい!
5.オリエントスター 少し見えている機械感がかっこいい知的なモデル!
6.タグホイヤー カレラ いくつでもどんな場面でも使える最強の3針時計!
7.ノモス タンジェント 時計技師からの人気が高い本格派ドイツブランド!

※タップすると該当箇所に移動します

 

機械式腕時計好きに人気の記事

自動巻きの腕時計は、電池が入っていなく、ゼンマイで動いている腕時計となっています。 また、電池式の腕時計に比べ長く使うことができるものが多...
スマートフォンの普及で、腕時計は必要ではなくなってきてはいますが、「必要ではないからこそ良い腕時計が欲しい」という方も多いのではないでしょうか。...
腕時計販売員として働いてきた経験、さらにはこの『腕時計ナビ』を運営していて、「この時計欲しい!」と思う瞬間が多くあります。 今回は、そんな...
アメリカ発のブランドで、軍用時計としても使われていた『ハミルトン』。 一般の方からは、ちょっといい時計、マニアからはコスパ最強時計と言われ...

 

まとめ

今回は、機械式腕時計の魅力や使い方、おすすめのモデルを紹介しました。

機械式腕時計の腕時計は、不便な部分もありますが、長く使えて相棒のような存在になってくれます。

腕時計好きはほとんどが機械式の腕時計が好きと言えるくらい魅力があるので、ぜひ色々見てみてください。

<<機械式腕時計デビューにおすすめのモデルに戻る>>

関連記事

腕時計は革ベルトとメタルバンドどっちがいい?メリットデメリットを徹底解説!

メンズ時計を女性がつけるのはおかしい?元販売員がイメージを徹底解説!

腕時計が止まった!電池交換する前に確認したい4つのこと!

腕時計のベルトが劣化したらどうしたらいい?自分で交換できる?

元腕時計販売員が厳選!おすすめの人気ドイツ腕時計ブランド10選!

おすすめの腕時計ケース15選!おしゃれなものから持ち運び用まで!