腕時計を買う際、腕時計のかっこよさはもちろん、自分の服装と合うのかといったことは非常に気になるかと思います。
腕時計自体がかっこいいと思えても、自分に合わなくてなかなか使わないという方も多く、ご自分の服装に合わせた腕時計選びが非常に大切でしょう。
今回は、そんな腕時計の服装との合わせ方について紹介していきます。
筆者は元腕時計販売員として、様々なお客様に似合う腕時計選びのをサポートしてきた経験があるので、ぜひ参考にしてください。
腕時計の服装を合わせるときにチェックしたいポイント
まずは、腕時計と服装の相性を考えるときにチェックしたいポイントを紹介していきます。
- サイズは36~42mmまでがおすすめ
- ベルトの種類で大きく変わる
- タイプをチェック
- 普段する服装に合わせてカラーを選ぶ
アパレル店員の方にも調査して、服装との相性を紹介していくので、ぜひご確認ください。
サイズは36~42mmまでがおすすめ
サイズは基本的に43mm以下がおすすめです。
44mm以上でもタイプによっては合わせやすいものもありますが、存在感がかなり出てくるので、ある程度服装は選ぶでしょう。
また、35mm以下も小さすぎで少し使いにくくなってしまいます。
あえて大きめ、小さめを選ぶのもかっこいいですが、服装は選ぶことになるでしょう。
※手首周り約16cm
ベルトの種類で大きく変わる
ベルトの種類もかなりファッション面の使い勝手に関わってきます。
性能と一緒にそれぞれのベルトの特徴を紹介しますので、ぜひチェックしてください。
タイプをチェック
腕時計のタイプは、大きく分けると、「3針タイプ」「クラシック」「ダイバーズウォッチ」「クロノグラフ」「パイロットウォッチ」「オープンハート」の6種類あります。
ダイバーズウォッチとクロノグラフを兼ね備えているモデルや、オープンハートとクロノグラフを兼ね備えているモデルなどありますが、ざっくりこの感じで分類分けしておくと分かりやすいので、今回この定義を使います。
それぞれのタイプの特徴や、合う服装を細かく紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
3針タイプ
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3針タイプとは、いわゆる時針、分針、秒針のシンプルなデザインで、後述するクロノグラフなどが入っていないものを言います。
シンプルで合わせやすいという側面もありつつ、各ブランドの特色が特に出ているモデルが多いのでブランドのイメージを知るのにも見ておくことをおすすめします。
クラシックタイプ
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クラシックタイプは、3針に少し近いですが、主に文字盤に装飾が少なく、革ベルト、ローマ数字など、昔から格式高い場面で使われてきた腕時計を指します。
フォーマルファッションとの相性が抜群に良く、スーツと合わせるのであれば、本当におすすめです。
ダイバーズウォッチ
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ダイバーズウォッチとは、腕時計の周りの部分が太くなっていて、防水性が高いモデルです。
その名の通りダイビング用の腕時計ですが、高い防水性は、普段使いでも安心して使うことができるでしょう。
43mm以下であれば、かなり色んな服装に合わせやすいので、おすすめです。
クロノグラフタイプ
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クロノグラフは、腕時計の中にさらに小さいメモリがついているのが特徴で、ストップウォッチの機能がついています。
見た目のかっこよさもさることながら、機械も複雑になるので、男のロマンあふれる腕時計です。
42mm以下であれば、スーツとの合わせやすいですが、カジュアルに幅広く使うことがおすすめです。
パイロットウォッチ
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パイロットウォッチは、それぞれ特徴があり、一概に言えないですが、ここで文字盤に色んな装飾がされていて、複雑な腕時計とします。
ぱっと見はシンプルながら、かなり凝ったデザインをしているので、こだわりが強い方、細かい点まで妥協できない方におすすめです。
オープンハートタイプ
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正面から機械が見えている腕時計のことを一般的には『オープンハート』と言います。
オープンハートタイプは、機械的で男のロマンを感じる知的な腕時計となっていて、スーツからちらっと見えるのも非常にかっこいいです。
機械が見えている以外シンプルな腕時計が多く、カジュアルからスーツまで使いやすいでしょう。
普段する服装に合わせてカラーを選ぶ
腕時計本体と、ベルトのカラーでも合わせやすい服装は大きく変わってきます。
腕時計本体に関しては、ステンレス製が多いですが、人によってはゴールドやブラックが合わせやすいという方もいるでしょう。
ブラックの腕時計はきれいめな服装、ゴールドの腕時計は、モードやストリートファッションとの相性が抜群です。
しっかりカラーも見て、腕時計を決めていきましょう。
使いやすい腕時計のタイプランキング
いよいよここからは、どんな服装にも合わせやすい腕時計のタイプを紹介していきます。
とにかく服装への合わせやすさを重視したランキングになっているので、1本で色々使いまわしたいという方には、参考になるかと思います。
ぜひご確認ください。
1位 3針メタルベルト
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3針タイプでメタルベルトの腕時計は、日本人がよくするファッションに非常に合わせやすいです。
スーツやジャケットはもちろん、Tシャツから、セーターに至るまで非常に合わせやすいでしょう。
パーカーなど崩した格好には少し合わせにくいですが、ある程度きれいめにするのであれば、3針のメタルベルトがおすすめです。
1位 ダイバーズウォッチ
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3針メタルベルトと同等で使いやすいのが、ダイバーズウォッチです。
シンプルながら程よい装飾で、どんな服装にも合わせやすいのがポイントです。
ダイバーズウォッチは世界的に非常に人気で、常にあなたの良いパートナーになってくれるでしょう。
3位 クラシック
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クラシックタイプの腕時計は、かなりカジュアルダウンした格好には合わせにくいものの、きれいめやフォーマルはもちろん、軽く崩したカジュアルにも合わせられます。
コーディネートを格上げしてくれるので、つけているだけで少しおしゃれで知的に見えるでしょう。
大人っぽい服装が好きという方は、クラシックタイプがおすすめです。
4位 クロノグラフ
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クロノグラフの腕時計は、汎用性が高いことがおすすめポイントです。
これにすごく合う!という服装は少ないものの、カジュアルからフォーマルまでどんな服装でもマッチしてくれるでしょう。
機械感が好きで、幅広く服装に合う腕時計を探している方には、クロノグラフがおすすめです。
5位 パイロットウォッチ
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パイロットウォッチの良い点は、ベルトをメタルにしてもレザーにしても服装と合わせやすいことです。
ベルトを替えることで表情が変わり、飽きずに使うことができるので、長く使えるでしょう。
実際使用者の方に話を聞いても、飽きがこないという声も多いので、良い腕時計を長く使いたいという方には、パイロットウォッチがおすすめです。
6位 オープンハート
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オープンハートの腕時計は、機械が見えていて個性的な見た目ではありますが、形やサイズはシンプルなものが多く、どの格好にも無難に決められるのが良いポイントです。
かなり崩したカジュアルには、なかなか合わせにくいですが、シャツやジャケットからちらっと機械が見えるのが非常にかっこいいです。
きれいめファッションに特に合わせやすいでしょう。
腕時計のタイプとそれぞれの服装との相性
ここからは、それぞれの服装に対してどのような腕時計が合うのかということを紹介していきます。
相性は、ある程度好みも入ってくるかと思いますが、編集部が腕時計販売員、アパレル店員に幅広く調査した結果を紹介していきます。
好きなものをつけるのが一番だと思いますが、相性を大まかに知りたい方は、ぜひチェックしてください。
※それぞれの価格をタップすると、おすすめの腕時計一覧に移動します
ファッションタイプ別おすすめの腕時計
以下の記事では、ファッションのタイプに分けたおすすめの腕時計を紹介しています。
実際に自分のファッションに合ったモデルを色々知っていきたいという方は、ぜひチェックしてください。
カジュアルファッションにおすすめの腕時計
緩すぎず、決めすぎず、バランスの良い服装をしている方にも、合う腕時計があります。
固すぎないシャツスタイルや、ニット、Tシャツスタイルが多いという方は、ぜひこちらをチェックしてみてください。
ストリートファッションにおすすめの腕時計
ストリートファッションと言われる、スニーカー、パーカー、トレーナー、ジーンズなどが多い方は、ぜひこちらを見てみてください。
あなたの服装にピッタリな腕時計を紹介しています。
きれいめファッションにおすすめの腕時計
スーツに近いようなバシッと決まったシャツスタイル、ロングコート、ジャケットをよく着るという方には、きれいめファッションに合わせた腕時計がおすすめです。
きれいめファッションは、小物で差がつくと言われているので、差をつけられる腕時計を紹介しています。ぜひチェックしてください。
まとめ
今回は、腕時計と服装の合わせ方、使いやすい腕時計について紹介しました。
今回、腕時計ナビの調査による、最も使いやすい腕時計は、『3針メタルベルトタイプ』『43mm以下のダイバーズウォッチ』です。
ぜひ、使いやすい腕時計を手に入れて、より快適なファッションライフを楽しんでください。
参考サイト:メンズファッションプラス